手取り18万の20代が1000万円を貯金した方法

手取り18万円の20代後半のサラリーマンが1000万円を貯金するまでに行ったこと、考えたことをつづります。

2.節約する、固定費を抑える、貯めたお金を増やす

控えめに暮らして、着々と貯めて増やす

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お金を貯めるのはめちゃくちゃ簡単だ。レシピどおりにクッキーを焼くのと大差はない。

決められた材料を決められた分量だけ用意し、決められた時間をオーブンで焼く。お金を貯めるなんてのはそれだけのことなのだ。

 

100万円だろうが、1000万円だろうが、1億円だろうが額の大きさは関係ない。「レシピどおりにやる」それだけでいい。

僕は極度のめんどうくさがり屋なので、難しいことはいっさいできない。やっていることといえば「節約する、固定費を抑える、貯めたお金を増やす」だけなのである。

 

会社以外の収入がいくらかあるが、その分は生活費として1円も使ったことがない。会社からの給料も一向に増える兆しがないがそれでも毎年毎年「貯金できる金額」が増えていっている。やっていることといえば「節約する、固定費を抑える、貯めたお金を増やす」だけなのである。

 

人はレシピどおりに何かをすることは苦手だ。退屈で機械的で不満ばかりが募ってくる。気がついたときにはレシピに載っていない材料を自分でアレンジし、なぜかオーブンで焼く時間すらも変えてしまう。そして「なぜ私にはできないんだろう?」と頭をもたげるのだ。きっとあなたの周りにいる仕事ができない人の特徴も似ているはずだ。レシピを渡されているというのに、なぜか自分流にアレンジしてしまうのだ。そして結局仕事のスピードが遅く、かといってクオリティも低い。

 

お金を貯めることもまったく一緒なのである。

やることといえば「節約する、固定費を抑える、貯めたお金を増やす」だけなのである。

 

 

●節約する

何に使ったのかわからないお金というのは意外と多い。たとえばコンビニでのちょっとした買い物なんかがわかりやすい。ジュースや食べ物、女性なら甘い物なんかが典型だ。さらにATMでお金をちょこちょこ降ろしているだけで数百円ずつお金がなくなっていく。誘われた外食や飲み会もそう、お昼に飲むコーヒーだって1杯100円も出していたら貯金ができないのは当然。

 

1回しか着ていないクローゼットのネルシャツも実は不要なものだったのに気がつく。男性なら風俗、女性ならブランドものといった高いものだけが節約できるわけではない。たとえば、今の生活を見直して1日に300円の無駄を節約できたとしよう。

 

300円×30日=9000円

9000円×12ヶ月=10万8000円

 

この金額をまるまる貯金にまわし年間5%で増やすことができたとしたら

1年目/10万8000円×105%=11万3400円

2年目/[11万3400円+10万8000円]×105%=23万2470円

3年目/[23万2470円+10万8000円]×105%=34万5870円

4年目/[34万5870円+10万8000円]×105%=45万9270円

5年目/[45万9270円+10万8000円]×105%=57万2670円

6年目/[57万2670円+10万8000円]×105%=68万6070円

7年目/[68万6070円+10万8000円]×105%=79万9470円

8年目/[79万9470円+10万8000円]×105%=91万2870円

 

たった1日300円の節約でこれだけ結果が違ってくる。積み重ねとは本当にすごい力だとことごとく思う。

 

僕の場合は、通帳から出勤するのは月に1回だけ、コーヒーはカルディのドリップコーヒーを買ってくれば1杯20円程度。お昼はおにぎりを持参し、飲み会や外食の誘いは3回に1回しか行かない。財布はプレゼントでもらった物を10年近く使っているし、車は燃費が良く車検・税金も安い軽自動車で十分。洋服を買うのはは3年に一度だけ。

 

休日はスーパーで買い物をし、自宅に帰ってからはYouTubeボサノヴァを聴きながらパスタを茹でる。午後はランニングと筋トレをし、常にストレスを発散しているから飲み会はもちろん風俗やくだらない飲み会に行く必要もない。くだらない付き合いに時間を割かないので、余った時間で読書をし、毎日成長していっている(と思いたい)。

 

僕は手取りが18万円だけど1日1冊本を買うし、とびきり美人の女性とステキなデートも毎週している。そういった「節約できないところ」と「本当に無駄なもの」を区分してしっかりお金を貯めているだけだ。ないも難しいことはない。きっと、あなたの方が僕より派手な生活をしているはずだ。基準として月に2回以上飲み会や外食にいっているのであればあなたは立派な浪費家といえるだろう。

 

 

●固定費を抑える

毎月必ずかかるお金を減らす努力ほど尊いものはない。まずはじめに家賃は極力減らしたい。オートロックのマンションや、築浅・新築の住居は相対的に賃料が高い。職場への通勤を含む生活スタイルによるだろうが、月3万円も貯金ができないのであればいまの住居を早急に引っ越すべきだと僕は思うよ。

 

家賃・ケータイ代金・インターネット通信料・習い事お月謝・不要な保険・その他毎月払うもの

 

英会話スクールやパソコン教室に多額のお金を払うひとってたくさんいるらしい。英語を覚えたいから英会話スクールに通う。少し頭を使えばお金を使わなくてもネイティブな発音は身につく。たとえば、SNSで同じ地域にすんでいる外人と友達になることだ。その人となかよくなり、遊びながら気がつけば英語力が身についている。ちなみにこの方法で、僕の友人はネイティブな英語を覚え、さらには中国語も覚えた。少し話がそれるが、彼は日本在住の外人コミュニティーに出入りするようになり、ブロンドのセクシーカナダ人と国際結婚した。ようはいかに工夫するかなのだ。

 

 

●貯めたお金を増やす

余計なお金を見直すと必然と貯金できる金額は増える。もちろん、遊んでしまえばすべて意味がなくなるのは説明の必要もないだろう。貯めたお金は増やななければ意味がないし、ましてや毎月の収入が一定でも、資産運用の知識を少しで覚えれば貯蓄はスムーズにできる。

 

もちろん、僕が言っているのはイチかバチかのギャンブル要素のたかい投資のことではない。手堅く貯金のように貯め、さらに年間で数%ずつ増やすという方法だ。どんな初心者でも年間の運用利回りは3~5%は目指せる。貯金が100万円あれば放置しておくだけで年間3万円から5万円が勝手に増えていく。貯蓄額が1000万円あると年間30万円から50万円が勝手に増えていく。つまり、ある一定のラインさえ超えてしまえばお金というのは驚くほど簡単に増やせるのだ。日本人は貯金をするという行為はかろうじてできるのだけれど、お金を増やすというのはどうにも苦手意識があるらしい。これについても詳細はどこかで説明するのでご安心を。

 

 

ここで思い出してほしいのが先ほどの「1日300円の積み重ね」である。もし、もっと大きな金額であれば複利の力は大きくなるし、節約を意識すれば毎月もっともっと貯蓄に回せるはずだ。世の中のお金のカラクリが少しずつわかってきたはず。いまいちピンとこないのであれば、またはじめから読みなおすといいだろう。何度か読めばきっと理解できるはずだ。

 

⇒はじめに「1000万円を貯金」するために(クリック)